【開催レポート】【1月15日】和歌山大学?大阪府立大学連携特別講座 第119回わだい浪切サロン「百聞は一投にしかず~パラスポーツ?ボッチャ~」
公開日 2019年12月13日
【概要】
大阪府立大学総合リハビリテーション学研究科教授で、(一社)日本ボッチャ協会代表理事の奥田 邦晴氏にご講演いただいた。
ボッチャの解説をはじめ、パラスポーツの紹介や患者と障がい者の違い、地域における障がい者スポーツの活動など幅広くお話いただいた。サロンの後半には、実際に参加者全員で競技体験もおこなった。
ボッチャは重度障がいの方も参加可能で、子どもから高齢の方まで楽しめるスポーツである。ボールを投げられない方も専用の器具と介助者の助けのもとでボールを転がすことができる。介助者は口をきくことやサインを送ること、ゲーム中コートをみることも禁止されており、指示通りに補助具を動かすのみである。ボッチャは、自己決定することや自己責任を持つことを育み、障がい者が社会に踏み出す一つのツールとしても重要な役割を果たしている。
競技体験では実際にコートを引き、ジャックボールや赤?青のカラーボールを用いて、参加者全員でボッチャを体験した。参加者やスタッフも含め、とても盛り上がり、ボッチャを楽しんでいた。
【参加者 30名】
【参加者の声(アンケートより)】
- 意識が変わった。
- ルールを知ることができ、実際に体験もできて大変良かった。
ボッチャは赤?青の2チームに分かれ、ジャックボールと呼ばれる白いボールに、自身のチームカラーのボール(各色6球)を投げたり転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競うターゲットスポーツです。
脳性麻痺などの重度四肢麻痺者が参加する障がい者のスポーツで、東京2020パラリンピックの正式競技です。ルールがわかりやすく、誰もがすぐに親しめるスポーツで、近頃は、障がいの有無に関係なく、小学生から高齢者までみんなでボッチャを楽しんでいます。
サロンでは、ボッチャの解説に加え、実際の競技体験を通して楽しんでいただこうと思っています。ひとたびボールを投げてみれば、きっと、そのおもしろさや難しさ、そして奥の深さに魅了されてしまいます。
いざ、Let’s play Boccia.
話題提供者は大阪府立大学総合リハビリテーション学研究科教授、(一社)日本ボッチャ協会代表理事 奥田 邦晴先生です。
日時 令和2年1月15日水曜日 19時~20時30分
場所 岸和田市立浪切ホール 1階多目的ホール
?※ 参加費無料 申込不要
「百聞は一投にしかず~パラスポーツ?ボッチャ~」のチラシはここをクリックするとダウンロードができます。