3月4日(月)の宇宙カフェ☆
公開日 2013年03月04日
今年度最後の宇宙カフェを、中ぶらくり丁にあります「レモネードカフェ」さんをお借りして開催しました?。
トリを務めるのは教育学部教授の石塚先生です。石塚先生のご専門は物理(しかも素粒子)です。
石塚先生は独特のお話の仕方で、のらりくらりとした感じが(褒めてます!)個人的にはとても好きな先生です。(宇宙教育研究所内でも女性ファン多し!)
今回最初に先生が取り出した小物は、回折格子フィルム。以前の宇宙カフェにも登場しましたね。これを使って光を七色に分けます。
この色の出かたは物質によって違うそうで、この光の色から物質を特定することができます。なので、望遠鏡を通してみた星も、この光の色からその成分や分量、温度なんかも分かるそうです!
でも人類が普通に考えている宇宙を作っている物質は、実は宇宙のたった4%かもしれないそうです。
じゃあ、残りの96%は?と聞かれると、未知の物質(素粒子)らしいのですが、未知の物質って何?!となりますよね。その物質がわかるには今から50年はかかるでしょう、とのこと。まだまだ先ですねぇ?
このほか、「一般相対性理論では光速を超えてはいけない、とは書かれていない。」という話から、ビッグバンやブラックホールのお話なども聞く事ができました。
最後には、回折格子フィルムキットを参加者にプレゼント!
(キットと言っても、フィルムを枠の間にはさんでテープで貼るだけ)
翌日、私も早速自分で作ってみました。そのフィルムで職場の蛍光灯を見ると……
こんな感じにちゃんと色が分かれて見えました!!
あと、フィルムの枠を作った残りの紙(真ん中の部分)がもったいないということで、それを使った笛作りも教えていただいたのですが、私は全然鳴りませんでした……
笛の作り方を知りたい方は、まちかどサテライトまで(笑い)
(鳴らない笛…)
予定時間をオーバーしての終了でしたが、その後も先生に質問をする人がたくさんいらっしゃいました。
石塚先生、ご丁寧にお答えいただきありがとうございました!!
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さて、次回の宇宙カフェですが、4月はお休みで、5月から再開を考えています。
次回のテーマやナビゲーター等は、またまちかどサテライトのページでご案内いたしますので、お見逃しなく!!