9月25日(水)の宇宙カフェ☆
公開日 2013年09月25日
9月19日(木)は中秋の名月でした。
今年はお天気もよく、満月が綺麗に見えましたね。
残念ながら宇宙カフェはお月見が終わった後……
ですが、お月見は「中秋の名月」だけではない!
ということで、かわべ天文公園の古屋昌美さんをお招きし、話題提供いただきました。
ずばりテーマは「中秋だけではない?”お月見いろいろ”」です。
まずは中秋の名月とはなんなのか?どうして始まったの?からはじまり、
すすきやお芋、お団子などのお供え物の話へ。
お供え物の話で一番興味深かったのはなんといってもお団子!
これ、地方によっていろんな形があるんですよね。
我が家は子どものころから丸いお団子だったんですが、関西ではしずく型で餡が巻いているんですよね。
びっくり。
沖縄ではお餅の外に茹で小豆がまぶされていたり、秋田ではもはやお団子と言っていいのかわからないようなお団子だったり。
また地方での風習も様々で、その日だけはお月見のお供えや畑の作物を取ってもいいとか、相撲や綱引きをしたりだとか。
最近ではこういった季節の行事を行わないところが増えてきていますが、その地方の文化がそこにはあって素晴らしいものだと、改めて思いました。
そして、なんと!
今年のお月見はまだ終わっていないとのお話が!
中秋の名月の約1ヶ月後、旧暦9月13日の月は十三夜だそうです。
なんでも十五夜と対になっていて、片方だけの月見では「片月見」として縁起が悪いそうです。
つまり今年十五夜にお月見した人は、自動的に十三夜もやらないとダメってことですね!
ちなみに今年の十三夜は10月17日だそうです。
そしてもう一つが十日夜。
東日本で広く行われた旧暦の10月10日の夜に行う農業のお祭りだそうです。
本当、お月見と一口に言ってもいろいろあるものなんですね~
十五夜にお月見をしたので、十三夜もお月見をしなくては……
さて次回の宇宙カフェは10月31日(木)開催です。
みなさまのご参加、お待ちしております!
(会場提供:take A cafeさま)