12月の宇宙カフェは南米チリの望遠鏡のお話。
公開日 2014年12月26日
世間は仕事納めと言われていた12月26日(金)に、2014年最後となる宇宙カフェを開催しました。
今回、会場として使ったのは和歌山大学観光学部研究室棟の中の一室。
すぐ隣にはドームシアターのある場所です。
ナビゲーターは宇宙カフェのコーディネートを一緒に行ってくださっている吉住千亜紀先生。
なんと9月末に南米チリに行きアルマ望遠鏡を見てきたとのことで、結構過酷な旅程やアルマ望遠鏡、南米の様子などをお話くださいました。
アルマ望遠鏡(=アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)は、南米チリ共和国のアタカマ砂漠の標高5000メートル(!)の高地に国際協力で建設された望遠鏡。
この望遠鏡については助っ人の佐藤奈穂子さんが詳しくお話してくださいました!
ありがとうございます、佐藤さん!
その後、ちょっと休憩をはさんで、今日のメイン。
吉住先生の旅行記!
今回、なぜ吉住先生がアルマ望遠鏡を見に行ってきたかというと、最新の天文学の普及をめざすワークショップがあったから、そして吉住先生が日本で予算がつく以前からこの望遠鏡を応援していたからです。
たくさんの写真を見ながらお話くださるのですが、とにかく過酷…!
なにせ標高5000メートルですからね!
超健康体でないとまず登れません。
そして無事に登れてもそんな普段のように活動することができないという……
それでも実際にずっと応援していたアルマ望遠鏡を見てきたとお話くださる吉住先生はとても楽しそうでした!
最後にはドームシアターでもいくつか写真を見せていただきました。
360度の映像はまるでその場に行ったような気分…(とても行ける気はしませんが!)
楽しいお話とドームシアター見学と、参加者の方も大満足の宇宙カフェでした。
吉住先生、ありがとうございました!
さて、次回は年明け1月13日(火)です。
いつも宇宙カフェでお話いただいている先生方のボス……秋山演亮宇宙教育研究所所長の登場です!
お楽しみに☆