【システム工学研究科】システム工学研究科学生が第3回 産業技術大学院大学 ITとデザインエンジニアリングソリューションコンテストで最優秀賞を受賞

公開日 2020年04月03日

和歌山大学大学院システム工学研究科の島田雄生さん(博士前期課程2年 デザイン科学クラスタ、デザインシステム計画研究室)が、「第3回 産業技術大学院大学 ITとデザインエンジニアリングソリューションコンテスト」で最優秀賞を受賞しました。

  • 作品名: 「Grape Check」

「ITとデザインエンジニアリングソリューションコンテスト」は、IT技術とものづくり技術とを融合させたもので、情報システムとデザインエンジニアリングの分野における未来のプロフェッショナルを発掘?育成することを目的として、産業技術大学院大学が主催しています。

島田さんの作品「Grape Check」は、ADHDの症状のある人(特に不注意優先型)やタスク管理が苦手な人などを対象とした、タスク管理のためのシステムです。用件のうち、機械学習により重要なものだけを抽出してシステム上に表示します。このとき、業務に関するものと私的なものとを色分けして表示します。また、完了したタスクの表示をタップすると表示が消え、一方で未完了のまま時間が経つと大きく表示されるなど、視覚的な分かりやすさや実行し忘れの防止にも役立つの点が特徴です。

全体で9件の応募の中で、島田さんの作品が最優秀賞に選ばれました。

なお、島田雄生さんは、5月にシステム工学研究科長表彰を受けることが決定しています。

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