和歌山大学 災害科学?レジリエンス共創センターでは、自然災害とその被害軽減に関する研究に取り組んでいます。そして、その研究成果を地域社会に還元?実装し、減災活動にかかわる人材の養成および地域連携を通じた地域防災力の向上に貢献することを目的としています。
*レジリエンス(resilience)には、復元力、回復力、弾力性という意味があります。弾力性があるゴムが、力をかけると変形しますが、力をぬくと元の形に戻ろうとします。このような性質を被災地の被害の度合いと重ね合わせ、災害を受け止めつつ、災害後に速やかに復旧?復興していく力、それをレジリエンスと呼んでいます。
災害?防災?減災に関する「講義」を提供しています
災害科学?レジリエンス共創センターでは、「防災?減災?復興の担い手づくり」を目的に、正しく災害を知り、災害に備え、災害時に自助、共助によって地域で活躍できる人材を増やすために、災害?防災?減災に関する「講義」(教養教育科目)を提供しています。
当該科目のシラバスを読んで興味をもってくれた人は、ぜひ履修登録してください。
なお、履修者が多い場合は抽選となります。
?前期:4月上旬に履修登録。
〇 災害科学(2Q?火曜日2限目)
?後期:9月下旬に履修登録。
〇 自然災害と防災?減災(後期?金曜日4限目)
「防災士」の養成に取り組んでいます
災害科学?レジリエンス共創センターでは、防災?減災についての知識を身につけ、災害ボランティアをはじめ、地域や職場の防災リーダーとなって活躍する「防災士」の養成を目的とした防災士養成プログラムを提供しています。このプログラムを修了すると日本防災士機構が実施する「防災士資格取得試験」の受験資格を得ることができます。ぜひチャレンジしてください!
1? プログラム指定の科目の単位を取得し、さらに課題レポートを提出すると「防災士資格取得試験」の受験資格を得ることができます。
?指定科目
〇 必須
■ 自然災害と防災?減災(後期?金曜日4限目)
〇 選択(1科目以上)
■ 災害科学(2Q?火曜日2限目)
□(2025年度未開講)事前復興まちづくり学(2023.2024年度)
□(2025年度未開講)防災工学(システム工学部講義:2023.2024年度)

2? 集中講座の開催(2月中旬~3月初旬の土日)を計画しています。「和歌山大学防災士養成講座」では、事前レポートを提出し講座(2日連続)を受講すると最終日に「防災士資格取得試験」を受験することができます。詳細が確定しましたら改めてアナウンスします。

災害ボランティアステーションむすぼら...「むすぼら」ってナニ?
災害科学?レジリエンス共創センターでは、「防災?減災?復興の担い手づくり」を目的に、災害時のみならず平常時から災害ボランティア拠点を常設し、地域とも連携しながら災害に強い人材の育成に取り組んでいます。その一環として、2021年3月11日(東日本大震災からちょうど10年)、和歌山大学 災害ボランティアステーション「むすぼら」の活動をスタートし、本学学生?教職員に向けて、災害ボランティアに関するさまざまな情報?知識?スキルを発信しています。

「防災かるた」?和歌山市民図書館

Kii-Labo(Kii-Plusの学生オープンスペース)