和歌山大学大学院観光学研究科博士後期課程では、以下の方針に従ってカリキュラムを編成する。
なお、研究指導を通してえられた学修成果は、学際性を踏まえた包括的な課題対応能力および研究を博士論文として結実させる総合的な能力の2つの観点から評価する。
- 各種観光現象を理論的?実践的に研究?創造する能力を備えた実践的?社会的リーダー(「高度学術的イノベーター(highly philosophic tourism innovator)」)の養成を目指すカリキュラム編成とする。
- 博士論文に結実する「特別研究」を、主指導教員及び専門分野を異にする副指導教員2名以上からなる「チーム研究指導」により実施することで、観光学を構成する3つの分野(観光経営?地域再生?観光文化)から研究の到達点や水準を俯瞰することができる能力を養成する。
- 「特別研究」を補完する「観光学研究方法論演習」により多様な方法論の具体的な内容と観光学研究の全体像を習得するとともに、観光教育研究アドバイザリーボードなど学外有識者の広い見地からの助言を活かしつつ博士論文の完成に導く。