<2021年度以降入学者適用>
修士(経済学)にかかる学修成果を身に付ける教育課程を次の方針に基づき編成し実施する。
【教育課程編成の視点と内容】
- 専門知識を有するものとしての倫理観,及びグローバル社会において必要なコミュニケーション能力の涵養,並びに多様な専門分野に接する機会を通した学際的視点の獲得のために基本科目を開設する。
- 専門分野における学問的方法と理論の修得のために専門科目を開設する。
- 現実経済社会の実態を把握し,課題を発見する能力と多様な主体と協力しながら主体的かつ実践的に課題を解決する力を養うために,実践演習科目を開設する。
- 研究の過程を経て創造的な解決に至った成果について,正確かつ論理的に記述?表現する能力を培うために専門研究科目を開設する。
【教育課程展開の授業形態?方法】
- 定性的?定量的な二つの側面から,経済社会の理解に必要な理論と分析に必要な学問的方法とを教育するための講義を中心とした授業を実施する。
- 課題を発見し分析する力,修得した知識と方法を活用する力,考える力を強化するための演習を中心とした授業を実施する。
- 現実経済社会における実態を把握し,学内外の専門家と協力して課題解決に至る過程を管理する力(マネジメント力)を養うために行われる実践的な授業を実施する。
- 多様な視点から課題を分析し創造的に解決する力,課題の把握から解決に至る過程を記述し表現する力を育成するための対話を中心とした授業を実施する。
- 多様な視点から課題を捉える能力の養成のために,主専門科目以外に副専門科目の履修指導を行う。
- 多様な学生の教育?研究に対する要望に応えるために,授業のいくつかは,土曜日開講,平日の夜間開講,e-learningなどを活用する。
【学修成果の評価方法】
- 専門分野の学問的方法や理論,現実経済社会の実態に対する理解を,授業科目ごとに設定された到達目標への到達度により評価する。
- 専門的知識を身につけようとする者としての姿勢,課題を発見する力(課題発見能力)を捉える視点と分析能力,学問的方法と理論を活用?応用する力を,課題に取り組む過程を通して評価する。
- 学位授与にふさわしい能力を備えていることを,学修成果の記述と報告内容に基づいて総合的に評価する。